ンドゥイア、聞きなれない名前ですが、ンドゥイアとは非常にユニークな豚肉の加工品の一種で、発祥はカラブリア州南部の小さな村、スピリンガとその周辺です。
大変スパイシーなペースト状のソーセージで、いろいろな部位の豚肉のミンチに背脂、ローストしたペッパーとスパイス各種を混ぜ合わせて作られ、他にはない特徴的な炎のような味わいを醸し出します。
ンドゥイアは、硬いタイプのサラミのようにケージングして作られますが、室温でやわらかくペースト状になります。主にスライスしたパンに塗ったり、熟成したチーズに添えて食べますが、そのユニークな味はいろいろなお料理に“コンディメント”(追加調味料)としてとてもマッチします。パスタソースに加えて辛味を付けたり、ピッツァのトッピングとして塗るのはイタリアでは定番です。
約200g
1,404円(税込)

パプリカの甘みとフェンネルシードのアクセントを活かした、マイルドの味わいのサラミです。
カラブリアのサラミ作りの伝統は、南イタリアがギリシャの植民地だった時代、いわゆる大ギリシャ時代(マーニャ グレーチャ)に遡ります。
豚肉を芸術のような味わいのサルシッチャに加工する技術は、カラブリアの畜産農家の間で秘密に受け継がれ、カラブリア州の中でもそれぞれの土地で違うレシピが存在しています。
今日、サルシッチャは豚肉加工品の中で最も有名で代表的なものになりました。
サルシッチャには主に肩肉が使われ、背脂を加えてさまざまなスパイスで風味付けされますが、特筆すべきはサルシッチャに独特な香りとアクセントをつけるフェンネルシードです。
このユニークな味は地ぶどうで作られた力強くアルコール度数が高めの赤ワインと一緒に味わうと最高です。
サルシッチャは、そのままおつまみとしてもおいしいですが、パンとチーズを添えて前菜にするのはとてもおいしいものです。また、パスタにはもちろん、グラタンにもよく合います。
約160g
1,175円(税込)
