古代ギリシャ人の時代から、エノトリアテルス「ワインの土地」と名付けられた場所がありました。ここは現在【カラブリア】と呼ばれています。カラブリアは西はティレニア海、東はイオニア海に囲まれ、主に丘陵地にあり印象的な山脈があります。そのため、山と海からの影響を受けワインを生産するうえで何世紀もかけて好条件な土地に育ちました。

代々伝わる栽培方法でブドウを無農薬で栽培し、畑造りは化学肥料に頼らない自然に最も近い作り方を実践しています。ワインの品質70％はブドウ畑での作業の結果であり、熟成段階で最高品質のブドウのみを厳選しワインをつくります。コラチーノ社には商工会議所によって厳正に審査される【DOC】と【IGT】を取得したワインがあります。

昔々、医師のヴィットリオ・コラチーノがいました。彼は患者の健康を心配するだけでなく、古代のブドウの木を栽培することに喜びを感じ、そこから「ブリット」と呼ばれるワインを生産しました。その土地への情熱から1968年にコラチーノ社が誕生しました。

コラチーノ社で作られる白ワインはパイナップルや柑橘類の香りが特徴で太陽をたっぷり浴びることにより豊富な果実味と川や海からのミネラル感があります。ロゼワインは美しく濃いピンク色に染まり、豊富な果実味と芳香な香り、エレガントな酸味が特徴です。カラブリア産の赤ブドウ・土着品種マリオッコにはブラックチェリーのような色合いに香り、マリオッコ特有の軽い苦みがありライトボディからフルボディまで様々なタイプのワインに仕上がります。

DOCワインとは特定の地域で栽培された葡萄、伝統的な製法によって作られたワインに与えられます。

IGTワインとはその土地で栽培されたブドウ85％以上を使用することが義務付けられている。

品種：アルヴィーノ（ガリオッポ）、グレコネロ、マリオッコ、ネレッロカプッチョ

フランス産のバリック樽で6か月熟成し、次にステンレスタンクで29か月熟成、その後6か月の瓶内熟成を得てリリース。しっかりフルボディで地葡萄の力強さがある

品種：アルヴィーノ（ガリオッポ）、グレコネロ、マリオッコ、ネレッロカプッチョ

シィサブートビアンコ（白ワイン）、シィサブートロッソ（赤ワイン）もそれぞれDOC 認定されています。しっかりした果実味とサブート川のミネラルを豊富に含む

品種：ペコレッロ、グレコビアンコ　　

この度、ワインガイド誌ガンベロ・ロッソ2022年のベストコストパフォーマンス賞「ベーレベーネ」を受賞致しました！軽い酸味があり辛口ドライな白ワイン